傍観者のつぶやき

何となく傍観者の視点から、目に映ったものを綴ります。

27時間テレビ

フジテレビの27時間テレビ、今年は歴史をテーマに展開していましたね。

ずっと見ていたわけじゃありませんが、テレビのあるリビングで何となく流してはいました。

変に感動を押し付けたりするよりは好きでした。

ただ、
・誰に見て欲しかったのか
・見ることによってどんな影響を与えたかったのか
ここらへんが伝わりづらいというか、ぶれてしまっていた気もします。

家族が一同に揃う夏休みの間に放映出来れば、家庭内で歴史の話をする機会を与えられたかもしれない。
学校の先生が、今回の番組を元に学級通信を、余裕を持って作れたかも知れない。
保護者向けに作れたかも知れない。
成果とは、外の世界における変化だとピーター・ドラッカーは言っていますが、テレビ局はどんな成果を期待したのでしょうか?

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今回、テレビの強みを考えた時に出てきた答えは、「集団で楽しめる」というものでした。
インターネットでの配信は、まだまだ個人で楽しむ、もしくはインターネット上の誰かと楽しむもののように思えます。

家族や仲間というリアルなコミュニティーで楽しめる素材として、テレビ番組というものを活用する方法はまだまだ廃れてないなと思える番組でした。